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グリセリン脂肪酸エステルとは、グリセリン・ソルビトール・ショ糖などの多価アルコールと脂肪酸がエステル結合した構造を持っている、非イオン界面活性剤である。
洗浄剤としてはほとんど使用されず、主として乳化・分散などに使われる。
グリセリン脂肪酸エステルは、乳化剤として菓子類やケーキなどに使われることが多い。
化粧品成分とする場合には、水になじみやすい水酸基が多いため、皮膚をしっとりしなやかにし、柔軟性のある皮膚を保つ保湿剤として、また、防腐剤としても使われる。
クレイパックなどにはクレイとクリームの油分が分離しないよう配合される。
ソフトカプセル型の健康食品を調整する際にも使われることがある。
アレルゲン指定にはなっていない。
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