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ツバキ油とは、ツバキ(ツバキ科)の種子から得られる油で、オレイン酸を主成分とする。エモリエント効果が高く、ヘアケア製品に多用される。
ツバキ油は、主な植物油の中でオレイン酸の含有量がもっとも高く、ツバキの実1kgから約400gのツバキ油がとれる。
ツバキ油の主成分はオレイン酸のトリグリセライドであり、皮膚に対してなじみやすく冬の乾燥から肌を保護する。
油の中ではオリーブオイル以上に酸化安定性が高い。
スキンケア原料として使われる場合は、植物油の独特な臭いを除去し、オイルのさらさら感を出している。
皮脂膜を保護し、水分の蒸散をふせぐという意味での保湿成分である。
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