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トウガラシチンキとは、トウガラシの果実をアルコールで抽出して得られたエキスであり、主成分はカプサイシン。トウガラシエキス、トウガラシ果実エキスともいう。
トウガラシチンキには、辛味性健胃薬として食欲増進、消化促進、唾液(だえき)分泌促進、強壮などの効き目がある。
また、体を温める作用もあり生薬として蕃椒(トウガラシ果実を干して粉にしたもの)がある。
トウガラシチンキを温シップにして腰痛防止などに適用する。
トウガラシチンキは、カプサイシンに細胞を刺激し、血行促進と新陳代謝の働きがあり、とくに育毛剤には、薬効成分としていれられ、医薬部外品として登録される。
通常の入浴剤成分に、発汗を高める成分としてのトウガラシチンキを入れたものがある。
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