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どくだみとは、東南アジア、ヒマラヤと北アメリカに分布し、6月頃に白い花を咲かせる多年草で、強い臭いをもつ薬草の一種である。
どくだみの独特な臭いはアルデヒド由来であり、生の茎からとった絞り汁には強い抗菌作用がある。
どくだみをそのまま入浴剤にすると、肌荒れ・皮膚病・白癬菌予防によく、葉を乾燥して煎じて定期的に飲めば、吹き出物・ニキビや脂性肌の改善によいとされる。
どくだみに含まれるフラボノイド配糖体(ポリフェノール)は血管を丈夫にする成分で、血液を浄化し、冷えをなくし、動脈硬化を防止する効果があり、便秘にも効く。
昔から毒消しの作用があるということから、どくだみの名がある。
化粧品成分にもなっている。
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