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国家試験について
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「筆記試験」「実地試験」の2種類があり、年2回行われます。
どちらにも合格して、美容師免許を取得すれば、晴れて美容師として認められます。
合格するまで、何度でも受験できます。 |
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実地試験
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第1課題
ワインディング / ローラーカールセッティング / オールウェーブセッティング
(この3種類のうち、いずれか一つが、課題とされます。)
第2課題
カッティング
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試験時間
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ワインディング 20分
ローラーカールセッティング 18分
オールウェーブセッティング 25分
カッティング 20分 |
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技術の条件
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ワインディング
ノーパート・シンメトリー構成。
ロット本数は60本以上を使用する。
ロットは4種類以上を使用し、カラ巻きは禁止。
フロントからネープ方向へ巻き、サイドは下方向へ巻く。
巻く順序は自由。
ロットをベース内に巻き収める基本巻き。
輪ゴムの掛けかたは、1本1重とし、ロットに対して平行掛けにする。
ローラーカールセッティング
ローラーの本数は25本以上、30本以内。またハーフローラー使用は4本以内。セッティングのカラ巻きは禁止。
ローラーはフロントから後方に巻き、サイドは下方向へ巻く。
フロントはオンザベース、クラウンからバックまで1/2オフベース、ネープではローラーがベースかかる程度に巻き収める。
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オールウェーブセッティング
ノーパート、オールウェーブ7段構成とする。
左右耳上部はクローズド・エンドのウェーブを2段作る。
1段目はスカルプチュアカールとし、2段目はフィンガーウェーブとする。
3段目の左右はフィンガーウェーブとし、中央はスカルプチュアカール。
4段目、5段目の左右はフィンガーウェーブとし、中央はリフトカール。
6段目の左右はフィンガーウェーブとし、中央はメイポールカール。
7段目はクロッキノールカールとする。
カッティング
仕上がり状態で、グラデーションボブスタイルとなる事。
カッティングはシザーズによる、ウェットカッティング。
バングの長さは眉にかかる程度。
バングの幅は、左右の目尻まで。
バングの奥行きは、トップより前方で、フェイスラインの生え際から奥行き7cm前後の正中線上にポイントを決め、生え際からそのポイントまで。
両サイドの長さは下唇と顎の間で、台座と平行になるようにカット。
両サイドはバックに接続するグラデーションカットにする。
ネープの中心の長さは約4cmとし、グラデーションカットにする。
ネープはサイドと繋がるようにカットする。 |
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筆記試験
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<試験科目>
関係法規・制度
├衛生管理
├公衆衛生・環境衛生
├感染症
└衛生管理技術
美容保健
├人体の構造および機能
└皮膚科学
美容の物理・化学
美容理論 |
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国家試験について/Beauty Island |